脳へのアプローチ

質問します。

Q
氷が解けたらどうなりますか
A

水になる

一応、現代人が答える正しい答えです。

Q
氷が解けたらどうなりますか

A
春になる

このような感性がまだあなたに残っていると良いのですが。

今日歩いている時に風はどっちから吹いていましたか。
雲の流れはどうでしたか。
道端の花に気が付きましたか。
街路樹の葉の色はどんなでしたか。

の香りはどうでしたか。

体感療法・五感療法

健康へのアプローチの道筋は、先ずは肩こり、頭痛、腰痛、倦怠感などの体内ストレスを緩和することが重要です。身体が楽になれば五感の機能も回復し、さらに五感で快(心地よさ)を感じられれば脳を元気プログラムに回復することが出来ます。


動物は体性感覚と外界の情報をいち早く脳に伝達しています。実は全ての感覚器は脳に直結しています。心地よく感覚器を刺激することで、自然に脳にアプローチすることとなり、脳の機能が自然に回復し脳は元気プログラムになります。その結果、人は健康になる能力が自然に回復するのです。


脳へのアプローチは、先ずは現代人が持っている肩書や常識、自律神経の乱れなどの重くて硬い鎧を、ヨガやマッサージなどで剥して、体性感覚を心地よくすることから始まります。


さらに余裕のなくなっている脳に五感を通して心地良さを感じさせると、脳には余裕が自然に生まれ、現代人が失っていた生きる脳力が呼び起こされます。これが健康体をつくる基本です。人は生きるための脳力が回復すれば、自然に健康体になるのです。

治療の違い

従来の健康づくりや予防医学はストレスから生じた脳の疲弊プログラムの結果として出てきた食行動や生活習慣の歪みしか見ていないため、その対策は食事制限、栄養バランスなど食生活の指導や、運動、睡眠、休養、規則正しい生活などの指導でした。更に医療は疲弊プログラムの結果発症した肥満や生活習慣病を対症療法的に治療しているだけです。


これは西洋医学的健康観すなわち病気と健康を対比した非連続的な予防医学的発想なのです。実は川の上流の水が汚れているにもかかわらず、下流で水をキレイにしている状態です。そして健康づくりのための禁止や抑制、強制の指導は脳が不快として記憶され、却ってストレスを増やし脳を疲弊プログラムにしてしまっていたのです。その結果、リバウンドを繰り返していました。


川の上流に位置する脳の機能を心地よく改善すれば、脳が本来持っている健康になる脳力が回復し脳は元気プログラムとなり、人は自然に健康になることができるのです。